Private Works 公式ブログ運営者のひとりごと

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ペンギンアップデートについて

   

Googleのガイドラインに反し、不正に検索順位の上昇を狙うスパム行為、
いわゆるブラックハットSEOに対して、検知し、ペナルティを与えるのが、ペンギンアップデートになります。

これにより、ユーザーの検索結果に対して、より価値あるWEBサイトやコンテンツを返すことができるのです。

私自信、検索に依存しており、毎日のように調べものをしています。
そんな中で、いち早く、かつ正確な答えを持つページに辿り着くことが満足度に繋がります。

 

なぜ、ペンギンアップデートが必要なのか?

なぜペンギンアップデートが必要なのか?

検索するキーワードにもよりますが、
一昔のGoogle検索は今に比べて、精度が低かったと記憶しています。

具体的言うと、内容が薄く参考にならないWEBサイトです。
結果、自分が求めた答えには全く満たさないページが上位に表示されていることもありました。

酷いときには、SEOを目的とした意味不明な文章のコンテンツなどもありました(笑)
大げさな表現ですが、昔は無法地帯だったと思います。

それもそのはず、
Googleの公式ページにもあるように、毎日、数百万件に及ぶ膨大なスパムページが作られているとのことです。

そういった内容の薄いページを量産し、自作自演のリンクを構築、評価を不正に高めることが「SEO」であるとも考えられていたと思います。(一部ではあると思いますが。)

こうしたスパムページ対策として、導入されたアップデートがペンギンアップデートとなります。

 

ペンギンアップデートに引っかかる例

ペンギンアップデートに引っかかる例

・クローキングや不正なリダイレクト
-検索エンジンに表示されるコンテンツとユーザーに表示されるコンテンツが意図的に操作したり、
Googleが確認したページとは別のページに検索ユーザーを意図的にリダイレクトしているケースです。

・隠しテキストや隠しリンク
クローラーだけに認識できるように不自然なキーワードを背景と同化させたり、
ユーザーが見えない場所へ配置したり、表向きにだけ消したりする手法です。

・キーワードの乱用
不自然に全く関係のないテキストやリンクを必要以上に設置する行為です。
特にフッターなどに目立たないように乱用しているケースを多く目にすることがありました。

・リンクプログラムの参加
主に、質の低いディレクトリサイトに登録することで、被リンクを得ていました。
自作自演リンクに当たり、人為的または不自然で疑わしい リンクとなります。

・価値のない自動的に作られた内容の薄いコンテンツからのリンク
量産のしやすい、アメブロやFC2などの無料ブログの中で、
内容の薄いスパム目的で生成されたコンテンツからリンクを張ることです。
無数に存在し、検索結果にも出てくるケースもありました。

このような例が該当し、何らかのペナルティを受ける可能性があります。

 

ペンギンアップデートが実装された結果

ペンギンアップデートが実装された結果

英語圏の現地時間で2012年4月24日、ペンギンアップデートが実装されました。

上記のようなGoogleのガイドラインに違反し、不正に検索結果を操作する、
ブラックハットを行っていたSEO業者にとっては衝撃的な日となりました。

ガイドラインに違反し、上位表示されていたWEBサイトが順位の降下、圏外になりました。

この時期からGoogle怖い・・・ってなった記憶があります。

しかし、これは当然の結果でした。
自分が検索を利用する上で、一人のユーザーとして考えると、検索結果の品質が向上したことはとても、良いことだと感じています。

 

これからのSEOとまとめ

もうGoogleの裏をかいてもすぐ捕獲されるのがオチです。
Googleのサービスの中で終了するサービスも結構ありますが、検索サービスはどんどん進化させています。

Googleは本気なのです。

これからはユーザーが求めているコンテンツを作り、そのコンテンツをGoogleに正しく見つけてもらい、
認識してもらうためのSEOを心がけていかなければなりませんね。